LE SSERAFIMの5人を、LifeFlowの「コア(動力源)」という物差しで並べてみました。コアは性格診断ではなく、何をしているときに一番力が出るかを示す構造です。事実として公開されている強み・苦手・活動をもとに、5人の重なりと違いを見ていきます。
5人のコアをまず並べてみる
LE SSERAFIM 5人のコア一覧
- SAKURA(宮脇咲良)/コア:智α/動力源:本質を知りたい
- KIM CHAEWON(キム・チェウォン)/コア:個α/動力源:自分らしくありたい
- HUH YUNJIN(ホ・ユンジン)/コア:徳β/動力源:認められ、支え、積み上げたい
- KAZUHA(中村一葉)/コア:才β/動力源:新しい価値を生み出したい
- HONG EUNCHAE(ホン・ウンチェ)/コア:愛α/動力源:人の役に立ちたい
こうして並べると、5人のコアはすべて違うことがわかります。智α、個α、徳β、才β、愛αと、5つとも別の動力源です。同じグループの中でこれだけ種類が分かれるのは、決して珍しいことではありません。
ここで大事なのは、コアが「性格」を表すものではないという点です。LifeFlowが見ているのは、その人が何をしているときに力が発揮されやすいかという、動き方のクセのようなものです。
たとえば智αは本質を知りたいという動力源を持ち、個αは自分らしくありたいという動力源を持ちます。どちらが優れているという話ではなく、エネルギーの向かう方向が違うだけです。
このあと、ひとりずつの動力源を具体的に見て、重なりや違いが何を意味するのか、そして相性表からどんな分かれ方が見えるのかを順番に確認していきます。
ひとりずつ、何が力になっているか
SAKURAのコアは智αで、動力源は「本質を知りたい」です。本質・構造を見抜く洞察力や独創性、審美眼を強みに持ち、決めたことは妥協せず完遂する力があります。一方で、地道な継続や、通じない相手にまで合わせ続けることは苦手な側面として挙げられており、密な対人が続く場面よりも、見抜いた本質を形にしていく場面で力が出やすいタイプだと読めます。
KIM CHAEWONのコアは個αで、動力源は「自分らしくありたい」です。冷静な分析とシミュレーション、集中力と粘り強さ、逆転力を強みとし、基礎や設計をつくることや専門性を極めることに向いています。反面、動き出しの遅さや、営業・発表のような自分を前に出す場面、弱みを人に見せることは苦手として挙がっており、じっくり積み上げてから発揮するタイプだと考えられます。
HUH YUNJINのコアは徳βで、動力源は「認められ、支え、積み上げたい」です。忍耐と継続、本質を見極める観察眼、緻密な作業や気配り、頓挫した組織を立て直す力が強みです。ゼロからの営業や急な変化、同時並行の作業は苦手とされており、時間をかけて積み上げた先に力を発揮するタイプだと言えます。
KAZUHAのコアは才βで、動力源は「新しい価値を生み出したい」です。損得や利害を瞬時に見極める判断力、他者の力に乗って増幅する力、場を味方につける力、変化への適応力が強みです。一人でコツコツ行う事務作業や単調な反復、地道な貯蓄は苦手とされ、動きの速い場面で真価を発揮するタイプだと読めます。
HONG EUNCHAEのコアは愛αで、動力源は「人の役に立ちたい」です。壁を作らず話せる場づくりや共感力、相手のニーズを汲んで世話をし育てる力、逆境でも腹を括る粘りが強みです。けじめをつけて結論を出すことや、新規開拓のような優柔不断になりやすい場面は苦手とされ、人との関わりの中で力を発揮するタイプだと考えられます。
コアが重ならないことの意味
今回の5人を見ると、智α・個α・徳β・才β・愛αと、コアの重なりは一つもありません。全員が違う動力源を持っているというのが、この5人の構造上の特徴です。
コアが重ならないということは、同じ課題に対して同じ方法で向かうメンバーがいない、ということでもあります。誰かが本質を見抜くことに力を発揮している間に、別の誰かは積み上げに力を発揮し、また別の誰かは場を動かすことに力を発揮する、という状態が自然に起きやすい構造です。
1人しかいないコアが5つあるということは、裏を返せば「代わりが利きにくい動力源」が5種類そろっているということでもあります。たとえばSAKURAの智αが持つ本質を見抜く力や、KAZUHAの才βが持つ場を味方につける力は、他の4人のコアの強みとは方向が異なります。
重なりがないことは、良いとも悪いとも言えません。ただ、事実として「同じ動力源を持つ人が他にいない」という状態は、その人にしか出せない力が出やすい場面と、その人が抜けたときに同じ形では埋まりにくい場面の両方をつくります。コアの一覧は、そうした構造を読むための材料になります。
相性は、そのまま噛み合うか、役割で噛み合うか
LifeFlowの相性表では、○△×という記号が出てきます。ただしこれは良し悪しの評価ではなく、「そのままの距離感で噛み合いやすいか」「役割や距離を決めたほうが噛み合いやすいか」の違いを示すものです。
事実として、KIM CHAEWON・HUH YUNJIN・KAZUHAの3人は、組み合わせがすべて○で、そのままの距離感で噛み合いやすいかたまりになっています。個αの設計力、徳βの積み上げ、才βの瞬発的な判断が、そのまま並んでも噛み合う組み合わせだと読めます。
SAKURAとHONG EUNCHAEの2人も○の組み合わせで、そのままの距離感で噛み合いやすい関係です。智αの本質を見抜く力と、愛αの場をつくる力が、自然に噛み合う組み合わせだと言えます。
それ以外の組み合わせ、たとえばSAKURA×KIM CHAEWONや、KIM CHAEWON×HONG EUNCHAEは×が付いています。これは相性が悪いという意味ではなく、役割や距離感をあらかじめ決めておいたほうが噛み合いやすい組み合わせだということです。動力源の向きが遠い分、同じやり方をそのまま重ねるより、担当を分けたほうが力が活きやすいと読めます。
グループ全体で見ると、そのまま噛み合う小さなかたまりが2つあり、その間をつなぐ組み合わせは役割で噛み合わせるタイプが多い、という構造が見えてきます。
2026年、5人それぞれの流れ
2026年のサイクル
- SAKURA:再生(新しい縁や機会が生まれ、流れが動き出す)
- KIM CHAEWON:確信(本当に大切なものが明確になり、軸が定まる)
- HUH YUNJIN:育成(経験や知識を積み重ね、自分を育てる)
- KAZUHA:点検(進む方向を見直し、次の飛躍に備える)
- HONG EUNCHAE:始動(新しい流れが始まり、今蒔いた種が未来をつくる)
2026年のサイクルを見ると、5人はそれぞれ違う言葉で示されています。全員が同じ流れの中にいるわけではなく、それぞれ別のタイミングを過ごす年だと読めます。
SAKURAの「再生」は、新しい縁や機会が生まれ、流れが動き出す年とされています。智αが持つ独創と先見の強みが、新しい出会いの中で活きやすい年だと考えられます。
KIM CHAEWONの「確信」は、本当に大切なものが明確になり、軸が定まる年です。個αが元々持つ集中と粘りが、何に向けるべきかがはっきりすることでより発揮されやすくなると読めます。
HUH YUNJINの「育成」は、経験や知識を積み重ねる年です。徳βの忍耐と継続という強みと、非常に相性のよい流れだと言えます。
KAZUHAの「点検」は、進む方向を見直し次の飛躍に備える年です。才βが持つ変化への適応力を、次の動きの準備に使う年だと読めます。
HONG EUNCHAEの「始動」は、新しい流れが始まる年です。愛αの持つ、人との関わりの中で力を出す強みが、新しい場づくりに向かいやすい年だと考えられます。
この読み方を、自分に置き換えるなら
ここまでの見方は、そのまま自分自身にも当てはめられます。まず考えたいのは、自分が何をしているときに一番力が出るか、という動力源の部分です。
本質を知りたくて動くのか、自分らしさを保ちたくて動くのか、認められて積み上げたくて動くのか、新しい価値を生み出したくて動くのか、人の役に立ちたくて動くのか。この5つの動力源のどれに近いかを考えるだけでも、自分の得意な場面が見えてきます。
次に、強みと苦手はセットで見ることが大事です。たとえば継続が強みの人は、急な変化への対応が苦手になりやすく、逆に変化への適応が強みの人は、単調な反復が苦手になりやすいという傾向が、今回の5人からも読み取れます。
相性についても同じことが言えます。誰かとそのままの距離感で噛み合うのか、役割や距離を決めたほうが噛み合うのかを考えることは、優劣をつけることではありません。噛み合わせ方を変えるだけの話です。
自分のコアと、周りの人のコアを並べてみると、誰と何をそのまま一緒にやればいいか、誰とは役割を決めて関わればいいかが見えてきます。LE SSERAFIMの5人の構造は、そうした見方の一つの実例として読んでもらえればと思います。