9人。アイドルグループとしては、かなりの大所帯です。人数が多いほどまとまりにくくなりそうなのに、Snow Manは9人で一つのグループとして回っています。それはなぜなのか。今回は一人ひとりの生年月日だけを使って、その理由を読み解いてみます。
先にお断りしておきます。この記事で使うのは、公開されている生年月日だけです。性格を分析するわけでも、内面を決めつけるわけでもありません。生まれた日という一つの事実から、何が見えるか。それだけの話です。
Snow Man 9人のコアを並べてみる
人には「どんな時にやる気が出るか」という、心が動く条件があります。LifeFlowではこれをコア(動力源)と呼びます。6種類あり、生年月日から計算で決まります。
9人の生年月日を計算すると、コアはこう出ました。深澤辰哉さん=楽。佐久間大介さん=楽。向井康二さん=楽。渡辺翔太さん=個。目黒蓮さん=個。宮舘涼太さん=徳。阿部亮平さん=徳。岩本照さん=愛。ラウールさん=智。
楽が3人、個が2人、徳が2人、愛が1人、智が1人。6つのコアのうち5つがそろい、「楽(楽しいと感じた時に力が湧く)」がいちばん厚い。これが、生年月日だけから出てきたSnow Manの重心です。
Snow Man 9人のコアの分布。楽が3人でいちばん厚く、才だけが不在
もう一度言いますが、これは誰かが「楽しいキャラ」だと決めたわけではありません。9人の誕生日を計算したら、たまたまこうなった。
性格や売り出し方とは無関係に、生まれた日という事実だけから出てきた偏りです。だからこそ、ここに何かがあるとしたら面白い、というのが今回の話です。
せっかくなので、一人ずつ見ていきます。念のため繰り返しますが、コアは計算で出た事実、そこに重ねるのは公開されている姿です。内面を決めつける話ではありません。「この動力源で見ると、あの姿がこう腑に落ちる」という読み方として楽しんでください。
楽の3人 ― 場を軽くする力
楽は、理屈より先に「楽しいかどうか」で身体が動く動力源です。損得や段取りより、その場が楽しいかを優先する。この3人がいると、9人の空気が固まりません。
深澤辰哉さんは最年長で、番組のMCを任されることの多い人です。整った顔立ちで通すこともできるのに、自分からダジャレを言い、いじられ役を引き受ける。
この立ち位置は先輩からの助言がきっかけだったと語られていますが、そこに収まって力が出ているのが面白いところです。9人の潤滑油と評されます。重さを軽さに変える立ち回りは、楽そのものです。
向井康二さんは日本とタイにルーツを持ち、関西のジュニアから2019年にSnow Manへ加入しました。事務所に入るきっかけは、ムエタイの道場に飾られていた一枚の写真だったと伝えられています。
趣味も写真。初対面でも一気に距離を縮めるトークで知られ、段取りより「まず楽しく」が先に来ます。人と響き合うことで場が回っていく、楽らしい社交の人です。
佐久間大介さんは「アニメオタク兼Snow Man」と自己紹介する人です。2022年からはアニメ・ゲーム・声優を扱う冠ラジオを持ち、近年は声優としても複数の作品に出ています。
「アニメに出会っていなかったら、今の僕はいない」と語ったこともあります。損得より先に「好き・楽しい」が来て、そこに全力を注ぐ。楽の生き方がそのまま出ています。
個の2人 ― 自分を貫く力
個は、「みんなと同じ」より「自分はこうありたい」で動く動力源です。楽しいだけで流れていきそうな場に、譲れない基準を持ち込む人たちです。
渡辺翔太さんはメインボーカルです。ライブでは楽曲にアレンジを加えることも多く、歌に対して自分の基準を持っていることがうかがえます。美容へのこだわりでも知られ、通っているクリニックの数まで公言するほど。
2026年にはイタリアのブランドの日本人男性初のアンバサダーに就任しました。「自分がこうありたい」を人に合わせて薄めない。個が芯にある人です。
目黒蓮さんは、ドラマ『silent』で広く知られるようになり、第46回日本アカデミー賞では映画『月の満ち欠け』で新人俳優賞と優秀助演男優賞を同時に受けました。
ただ、そこに至るまでには8年の下積みがあります。個は動き出しが遅い代わりに、始めたら粘る動力源です。人に合わせるより、役に静かに深く入り込んで表現を突き詰める。その一途さが重なります。
徳の2人 ― 地道に積み上げる力
徳は、認められ、積み上がっている実感で力が湧く動力源です。派手さより、目立たない場所でコツコツ重ねて、やがて信頼に変えていきます。
阿部亮平さんは、独学で上智大学の理工学部から大学院まで進み、気象予報士の資格も取得しました。一朝一夕でない積み重ねで「Snow Manの頭脳」と呼ばれる。徳の動力源が、その歩みに表れています。
宮舘涼太さんは料理を地道に極め、いまでは自身がオーナーシェフとして料理をふるまう冠番組を持つまでになりました。所作や言葉づかいの様式を崩さない姿勢でも知られています。すぐには身につかないものを、丁寧に積み上げていく。徳らしい積み重ねの人です。
愛と智 ― 支える軸と、深める軸
岩本照さん(愛)はリーダーで、多くの楽曲の振付を手がけています。振付は、9人が同じ形で動けるように整える仕事です。自分が目立つための作業ではありません。
身体能力で知られ、『SASUKE』には2017年の初出場以降ほぼ毎回挑み、日本代表として世界大会にも出場しました。それでも立ち位置は、前に出るより全体を成立させる側です。愛(人の役に立てた時に力が湧く)が、その支え方に表れています。
ラウールさん(智)は最年少でセンターを任され、ダンスと表現を世界の基準で追い続けてきました。近年はパリのモデル事務所に所属し、ミラノやパリのランウェイに立っています。
2025年には、その1年半を追ったドキュメンタリーも配信されました。うまいだけでなく、なぜそう見えるのかまで詰める。智(本質を知りたい)と、そこに伴う審美眼が、この歩き方に重なります。
楽しいという重心を、譲れない個性(個)と地道な積み重ね(徳)が左右から支え、全体を支える愛と、本質を深める智が締める。これが、生年月日だけから浮かび上がる9人の設計図です。
コア別・日常のあるある
ここまでは9人の話でした。ただ、同じ動力源は誰にでもあります。日常の場面に落とすと、こういう形で出ます。
楽 誘われると、内容を最後まで聞く前に「行く」と答えている。会議が重くなると軽口を挟んで空気を変える。逆に、同じ作業のくり返しや事務処理は手が止まる。予定を先までびっしり決められると、逃げ道を探したくなる。
個 人に言われたからでは動かない。自分の中で段取りが組み上がってから着手するので、始まりは遅い。その代わり、始めたら人が驚くほど粘る。初対面ではクールに見られ、信頼が積もると急に距離が近くなる。弱音を吐くのが下手。
徳 誰も見ていない仕事を、手を抜かずにやる。派手な成果より、続けた年数がものを言う場面で強い。前に立つより2番手で力が出る。急な予定変更が苦手。認められない状態が続くと、文句を言わずに静かに削られていく。
愛 頼まれると断れない。困っている人を見ると、考える前に体が動く。「ありがとう」の一言で疲れが飛ぶ。反対に、けじめをつけることや厳しい結論を出すことは苦手。近い相手ほど期待が上がり、外れた時の落差も大きい。
智 最初の数分で「この人と話が通じるか」を見ている。大勢に好かれることより、深く分かり合える一人。納得できない指示には、体が動かない。地道な反復より、構造がわかった瞬間に力が出る。
才(Snow Manにはいないコア) 人が集まる場に出ると、目に見えて元気になる。損得の見極めが速く、人の力を借りるのがうまい。一人でコツコツ進める作業は続かない。
思い当たるものがあったなら、それが動力源のサインです。当たっているかどうかより、自分がどんな時に力が湧くかを知っているかどうかが効いてきます。
これは、あなたのチームの話でもある
チームを見るとき、私たちはつい肩書きや実績で人を並べます。でも本当に効いているのは、一人ひとりの「どんな時に力が湧くか」という動力源の組み合わせです。楽しいで動く人ばかりでも、正しさで動く人ばかりでも、チームは偏ります。
うまくいっているチームは、動力源がほどよく散らばっています。場を軽くする人、基準を守る人、地道に積む人、本質を突く人。Snow Manの9人が、生まれた日の時点でそう散らばっていたように、あなたのチームにも、それぞれの燃料を持った人がいるはずです。
そして何より、まず知るべきは自分の動力源です。どんな時に自分は力が湧くのか。それがわかると、無理に誰かの真似をしなくてよくなります。楽しいで動く人が、正しさで動く人の真似をしても、うまくいかないだけですから。
LifeFlowでは生年月日から、あなたのコアと今の流れを読み解く無料の簡易診断を公開しています。むずかしい入力は要りません。生年月日だけで、あなたの動力源と今の流れを確認できます。あなたの動力源は、どれでしょうか。
この記事のまとめ
- コア(動力源)は生年月日から計算で決まる。性格診断ではなく、生まれた日で確定する一つの型
- Snow Man 9人のコアは 楽3・個2・徳2・愛1・智1。6つのうち5つがそろっている
- 「楽(楽しい)」が3人でいちばん厚く、これが9人でも場が固まらない土台になっている
- その両側を、譲れない個性(個2)と地道な積み重ね(徳2)が支える構造
- 9人それぞれの活動を並べると、コアが示す「力が湧く条件」と重なる
- チームも自分も、まず「どんな時に力が湧くか」という動力源を知ることから