YOASOBIはAyaseさんとikuraさんの2人によるユニットです。今回はLifeFlowの視点で、2人がそれぞれ何を動力源にしているのかを見ていきます。コアは「何をしていると力が出るか」を示すものであり、性格や内面を決めつけるものではあ⁠り⁠ま⁠せ⁠ん⁠。

二人のコアを一覧で見る

YOASOBI コア一覧

  • Ayase(コンポーザー):コア=才α/動力源=新しい価値を生み出したい
  • ikura(幾田りら/ボーカル):コア=個α/動力源=自分らしくありたい

2人のコアを並べてみると、才αと個αというまったく異なる組み合わせになっています。同じコアが重なっている部分はなく、2人はそれぞれ別の動力源を持っているということに⁠な⁠り⁠ま⁠す⁠。

Ayaseさんの動力源は「新しい価値を生み出したい」というものです。強みとしては、損得や利害を瞬時に見極める力、他者の力に乗って増幅する力、場を味方につける力、変化への適応力が挙げられ⁠て⁠い⁠ま⁠す⁠。

一方のikuraさんの動力源は「自分らしくありたい」というものです。強みとしては、冷静な分析とシミュレーション、集中力と粘り強さ、逆転力、基礎や設計を作る力、専門を極める力が挙げられ⁠て⁠い⁠ま⁠す⁠。

この時点で、2人が同じ方向を向いているわけではなく、それぞれ違う場所から力を出しているタイプのユニットだということが見え⁠て⁠き⁠ま⁠す⁠。

それぞれの動力源を見ていく

Ayaseさんは、新しい価値を生み出すことを動力源にしています。強みには、損得や利害を瞬時に見極める力、他者の力に乗って増幅する力、場を味方につける力、変化への適応力が並びます。これは、ゼロから一人で作り上げるというよりも、周囲の状況や人の力を取り込みながら、変化の中で物事を前に進めていくタイプの強みだと読み⁠取⁠れ⁠ま⁠す⁠。

実際、苦手として挙げられているのは、一人でコツコツ進める事務や経理のような作業、単調な反復、ゼロからの自作、そして耐え忍ぶような地道な貯蓄です。これらは、変化や刺激が少なく、成果が見えるまでに時間のかかる作業だと言えます。Ayaseさんの動力源からすると、こうした場面では力が発揮されにくいということに⁠な⁠り⁠ま⁠す⁠。

裏を返せば、状況が動いているとき、周囲を巻き込みながら物事を進められるときにこそ、Ayaseさんの強みは生きてきます。新しい価値を生み出したいという動力源は、変化そのものを味方にするタイプの動き方と結びつい⁠て⁠い⁠ま⁠す⁠。

続いてikuraさんです。ikuraさんは、自分らしくありたいということを動力源にしています。強みには、冷静な分析とシミュレーション、集中力と粘り強さ、逆転力、基礎や設計を作る力、専門を極める力が挙げられています。これは、時間をかけて土台を作り、じっくりと積み上げていくタイプの強みだと言⁠え⁠ま⁠す⁠。

苦手として挙げられているのは、動き出しが遅いこと、営業や発表の場、頑固さ、弱みを出したり人に甘えたりすることです。準備が整うまでに時間がかかること、そして人前に出て自分を売り込むような場面は、この動力源からすると負荷のかかる場面だと考え⁠ら⁠れ⁠ま⁠す⁠。

一方で、集中と粘りが必要な場面、逆転が求められる場面では、ikuraさんの強みが生きてきます。自分らしくありたいという動力源は、外に合わせるのではなく、自分の軸を固めてから力を出すタイプの動き方と結びついていると言える⁠で⁠し⁠ょ⁠う⁠。

コアが違うということが意味すること

YOASOBIの2人は、同じコアが重なっている部分がありません。Ayaseさんは才α、ikuraさんは個αと、それぞれ1人ずつ異なる動力源を持っ⁠て⁠い⁠ま⁠す⁠。

同じコアが重なっている組み合わせであれば、似た場面で似たように力が出やすいということになります。しかし今回のように、それぞれのコアが1人ずつという組み合わせの場合は、力が出る場面そのものが違うと考えるのが自⁠然⁠で⁠す⁠。

Ayaseさんは、変化や周囲を巻き込む場面で力が出るタイプの動力源を持っています。対してikuraさんは、時間をかけて基礎を作り、集中して積み上げる場面で力が出るタイプの動力源を持っています。この2つは、重なる部分が少ない分、それぞれが別の役割を担いやすいという見方がで⁠き⁠ま⁠す⁠。

1人しかいないコアが並んでいるということは、どちらかが欠けたときに、もう一方がその動力源を代わりに担うのが難しいということでもあります。逆に言えば、それぞれが自分の動力源が生きる場面を担当することで、全体としてカバーできる範囲が広がるとも言⁠え⁠ま⁠す⁠。

かみ合い方の型を見る

LifeFlowでは、相性を「良い・悪い」で見るのではなく、「そのままで噛み合うか」「役割と距離を決めることで噛み合うか」という違いとして見⁠ま⁠す⁠。

AyaseさんとikuraさんはAyase×ikuraで○という判定になっており、2人だけのかたまりとして見たときも、中の関係が全て○以上という結果になっています。これは、特別に役割分担を決めたり距離を調整したりしなくても、そのままの形で噛み合いやすい組み合わせだということを示し⁠て⁠い⁠ま⁠す⁠。

コアが異なることと、噛み合いやすいことは、別の話です。動力源が違うからこそ、Ayaseさんが力を発揮しにくい場面をikuraさんが担い、ikuraさんが力を発揮しにくい場面をAyaseさんが担う、という補い合い方が自然に成立しやすいと考え⁠ら⁠れ⁠ま⁠す⁠。

例えば、変化への対応や場を味方につける動きはAyaseさんの強みが生き、集中して基礎を固める動きはikuraさんの強みが生きます。それぞれの苦手な場面が、相手の得意な場面と重なりにくいことも、そのままで噛み合いやすい理由の一つだと言える⁠で⁠し⁠ょ⁠う⁠。

2026年、それぞれに流れる時間

2026年のサイクル

  • Ayase:飛躍(力を発揮し、大きく前進する)
  • ikura:確信(本当に大切なものが明確になり、軸が定まる)

2026年のサイクルを見ると、Ayaseさんは「飛躍」、ikuraさんは「確信」となっており、こちらも2人で異なる流れが示され⁠て⁠い⁠ま⁠す⁠。

Ayaseさんの「飛躍」は、力を発揮して大きく前進する時期とされています。新しい価値を生み出したいという動力源と重ね合わせると、変化を伴う動きの中で、これまでの強みがより発揮されやすい時期だと読み⁠取⁠れ⁠ま⁠す⁠。

一方、ikuraさんの「確信」は、本当に大切なものが明確になり、軸が定まる時期とされています。自分らしくありたいという動力源からすると、集中して積み上げてきたものの土台が、より明確な形になっていく時期だと考え⁠ら⁠れ⁠ま⁠す⁠。

2人のサイクルは方向性としては別のものですが、動力源とサイクルの組み合わせで見ると、それぞれにとって自然な流れの中にいると言えそうです。コアが違う2人だからこそ、同じ年でも流れる時間の質が異なるということが、ここでも見え⁠て⁠き⁠ま⁠す⁠。

この読み方を自分の日常に

ここまで見てきたように、コアは性格を決めつけるものではなく、「何をしていると力が出るか」という動力源を示すものです。強みと苦手を並べて見ることで、自分がどんな場面で力を発揮しやすいかのヒントにな⁠り⁠ま⁠す⁠。

例えば、変化の多い場面で力が出るのか、時間をかけて基礎を作る場面で力が出るのか。この違いを知っておくだけでも、無理に苦手な場面で頑張り続けるのではなく、得意な場面を選んで力を発揮するという選択がしやすく⁠な⁠り⁠ま⁠す⁠。

また、相性についても「合う・合わない」ではなく、「そのままで噛み合うか」「役割を決めることで噛み合うか」という見方をすることで、周囲の人との関わり方を見直すきっかけになります。自分と相手の動力源が違うとき、それは対立ではなく、補い合える可能性として捉えることが⁠で⁠き⁠ま⁠す⁠。

YOASOBIの2人のように、異なる動力源を持つ者同士がそのままで噛み合う関係もあれば、意識的に役割を決めることで噛み合う関係もあります。自分自身や身近な人の動力源を知ることは、日々の力の使い方を見直す一つの手がかりになる⁠は⁠ず⁠で⁠す⁠。